親父の長い1日

親父が昨日いやいやでしたが何とかグループホームに入居してくれました。

ここ十年ほど独り暮らしでヘルパーさんに入ってもらいながらなんとか頑張ってたんですが足腰の衰えで、そろそろ限界でした。

たまには覗いていたんですが、一月ほど前、親父から電話があり、俺も自分で自分の事出来んようになってる、俺のこと、どうするか話しとけ。

まるで他人事。

妹と話し妹が近くの施設を探してきてくれました。

一度、本人もつれて現地を見学に行きましたが以来、通ってもらっているヘルパーさんに、行きたくないと事あるごとに訴えてました。

僕にも絶対行かへんと言ってました。

そして昨日いよいよ入所日。

朝から、嫌がる親父を、時間をかけて、叱ったり、なだめたりしながら、僕達もあきらめかけた頃、やっと観念したのか重いこしを上げてくれました。

自分で建てた、住み慣れた我が家を離れねばならなかった親父の心は察するにあまりあります。

親父、許してくれ!

施設に送り届けて帰り際、親父に声をかけたら恨めしそうな目で僕を見てました。

時間が許せば、ご機嫌伺いに行こうと思います。
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釣り銭

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子供の頃、親父と外食するとメニューの金額を調べ、
いくら支払うとお釣りはいくら、とよく暗算をさせられた。

その日も計算をしてレジでお釣りを貰うと、
計算した金額よりお釣りが多い。

店員に言おうとすると親父が僕を
外に引っ張り出して、

「少なかったら言わなあかんけど、
多いのに言う阿呆どこにおるんじゃ。」

これが我が子に対する教育か?

頭金?!

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親父は若い頃、身体が弱かったらしい。
日々の厳しい野良仕事、何とか楽にならないものか。
出した答えが機械化。当時、流行の先端を行っていた耕運機を求めて、いざ農機具屋へ。

店主曰く「これ六十万円や。頭金ぐらいはあるんか?!」

昭和三十年頃、貧乏人の若僧にそんな金、有るはずもない。

親父の取った行動、弟を店に連れて行き、
「頭と金玉ついとる、頭金や!」

店主は黙って耕運機を売ってくれたらしい。

地球の皮をめくる?

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田んぼ耕した後、親父はよく言っていた。「あ~疲れた。」
なんで?
「地球の皮めくっとったんやもん」

トラクター

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耕運機からトラクターに買い換えた親父が言った。『今日から、蝶ネクタイに革靴はいて、田んぼ鍬きできる』
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とんまろう

Author:とんまろう
好きなもの:盆栽や笛、腹いっぱい食べること、寅さん、都はるみ、中島みゆき。

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