フォルクローレ

フォルクローレ、南米アンデスのペルー、ボリビアに伝わる音楽です。

ジャズ、クラシック、などなど、少しは聴きましたが、あまり興味があるとは言い難い。

しかし、フォルクローレ、なかでも「ケーナ」の音色は心にぐっとくる。

少し、かすれた、楽しいんだが、哀愁を帯びた所が、たまらない。

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ケーナと言えば、アントニオパントーハと、ウニャラモスが有名な演奏家で、若い頃から良く聴いた。

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南米アンデス地方に生まれていたら、間違いなく、ケーナを吹いていただろう。

しかしながら、幸か不幸か、日本に生まれた。やっぱり日本の笛、篠笛の音色が、しょうにあっている。

ケーナのこと、いろいろ書こうと思ったが、結局、篠笛に、とり憑かれた、ただのオッサンです。


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何故か、涙が。

月に一度の、福原一笛先生のレッスンに、今月は、訳あって行く事が叶わなかった。

先生の声だけでも聴けたらと思い、忙しいであろう先生の都合も考えず、厚かましくも、電話させて頂いた。

電話は繋がらなかった。

やはり、お忙しいのであろう。

諦めていたら、先生から折り返し電話を下さった。

「今月、先生に逢えなくて、充電が切れそうです、せめて声だけでも、お聴き出来たらと思い、電話してしまいました。」

「そうだったの、ありがとう。」

それだけ聴くと、なぜか涙が出て、後何を話したか、覚えていません。

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55歳になった、デッカイおっさんが、何故でしょうか、先生の前では、何度か、涙を見せています。

初めて、先生の前で涙が出たのは、先生の笛を見せて頂いた時でした。

煤竹の笛が、はげて、ぼろぼろでした、しかし僕には、そこまで吹き込んだ笛が、まぶしくて、輝いて見えました。

先生の笛に対する、心に触れた時、恥ずかしいくらい涙があふれてしまいます。

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本当に変んな、オッサンです。


教えて下さい?

長い間、先生についたり、団体に所属して
笛を吹いてきました。

今も習いに行ってますし、獅子舞保存会に所属してます、風龍会で龍笛も吹いています。

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しかしながら、笛に関しては、教えて下さいと言った記憶がありません。

笛を始めた頃、父親から、毎日五分でいいから笛を持てとそれだけ。

親父に言わせれば、これほど凄い指導があるか?と、

確かに継続は力です。

しかし笛はこんなふうに持って、くちびるはこんな形で、なんていう指導は一切ありません。

とにかく獅子舞の練習場に足を運び先輩方が吹いているのを、見て、聴いて、学ぶしかありませんでした。

カルチャーセンターのように、手取り足取りなんて、ありえません。

昔は少し音が出るようになった頃、獅子舞の練習中に笛を吹こうものなら、「音出すな!」と一喝。

カセットテープもない頃どうやって覚えたんでしょう。

とにかく足を運んで、身体にたたきこむ。

今も、先生の所に月にただ一度、足を運んでいますが、教えていただきに、という気持ちは余り無いです。

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笛のことが大好きな先生に逢うのが一番の楽しみです。

教えて貰うというより、先生が心を込めて語っておられることを毛穴から吸収し充電する、という感じです。

学びに来ている、笛仲間の皆さんに逢うのもいい刺激になってます。

後は時間をつくってコツコツと練習する。

練習は汚いものです、他人様に聴かせられるものではありません。

先生が以前、言っておられました、良く、わかる気がします。


神が吹かす笛

長い間、笛を吹いていると、いろんな事があります。

二十年近く前の事になりますが、祭り本番の二~三日前、職場で電気カンナを使っていて、左手薬指の先を、とばしてしまいました。

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獅子舞は、剣の舞、を舞う予定でしたが、別の人が舞う事に成りました。

笛も到底、吹ける状態ではありません
祭りの笛では左手薬指は大事な指です。

今年は家々をまわる時、スリッパ揃えでもさせて貰おうかと思っていました。

ところが、奇跡と思える事が起きました。

笛は本来、指穴が七つなんですが、地元の獅子舞の笛は六穴になっています。

これが幸いしました。獅子の笛は本来、親指と小指を除く左右三本の指で穴を押さえます。

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左手薬指を包帯でグルグル巻きにしてあったので左手は二本しか使えません。

代わりに右手の本来なら使わない小指を入れて、四本の指を使いました。

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七穴の笛では指が足りませんが六穴なんで助かりました。

とは言うものの左手薬指を使わず右手の指を一穴づつ、づらして吹くなんて有り得ません。

笛吹きというもの、考えながら指を動かしていません、何回も吹いて指が勝手に動くまで練習しています。

穴を押さえる指が代わるんですから、普通なら指が混乱してしまいます。

獅子舞は神様事なので、神様が吹かせて下さったと僕は信じます。

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三井の晩鐘 続編

「三井の晩鐘」篠笛の独奏曲では僕が一番好きな曲です。

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練習では、数え切れないくらい吹きましたが、人前で吹く事は、長い間、封印していました。

好きなんだけど僕にとっては、それほど難しい曲でした。

以前、地元の敬老会で篠笛を吹かせて貰っていました。

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何時かは、皆さんの前で、「三井の晩鐘」を吹きたいと思いつつ、まだ人さんに聴かすには早いと、唱歌や民謡を吹いていました。

ある年、近所の、おばあちゃんが亡くなられました。

「三井の晩鐘」を聴いてもらえなかったこと大変、悔しく思いました。

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決断しました。「三井の晩鐘」を吹こう。
お年寄りは優しいです。つたない演奏を、真剣に聴いて下さいました。

以来、人前で少しずつ吹いています。

僕は福祉の仕事をしてるんですが、末期癌の、おばあさんが、僕の篠笛を聴きたいと言われ、「三井の晩鐘」を吹きました。

涙を流して聴いて下さいました。いい曲なんですね。

しばらくして、おばあさんは亡くなられました。

いい思い出です。


しらさぎ園

盆栽店の、しらさぎ園に行ってきました。

山もみじの新緑が目に優しく映ります。

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もみじの根ばり、三年や五年では、こんなにはなりませんよ。

大木感が表現されています。

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黒松の舎利幹。

舎利というのは、皮がはがれて、骨が見えて枯れている所、盆栽の魅力のひとつです。

すごく時代がのってます。

自然の厳しさが表現されていて、感動を呼びます。

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何時かこれぐらいの樹を持ちたいものです。

後、三年から五年で飾れるようになるでしょう。

金額35万円なり、お金が貯まった頃には、売れてしまっているかな?

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最高の舞台

篠笛。一口に篠笛と言っても、間口がひろうごさいます。

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吹く曲もそうですが、僕がここで問題にしたいのは、舞台。

お祭りで吹く時もあるでしょう。コンサートで吹く時もあるでしょう。

いろんな舞台で笛を吹いてきましたが、今の僕が、一番篠笛に合う舞台と聞かれれば、文句なしに答えるでしよう。

それは月夜。伴奏もいらない、笛一管。二重奏までは許せるかな。

月明かり、何処からともなく、聞こえてくる笛の音。

最高の舞台だと信じます。

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今は僕の地元でも、家が立て込み、笛など吹こうものなら、うるさいといって警察を呼ばれたりもします。

下手な笛が悪いのかもしれないが、日本の音を、愛おしく思う、心を忘れないでいたいものです。


京の夜

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六代目、福原百之助、後の人間国宝、寶山左衛門、作曲の篠笛独奏曲「京の夜」

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篠笛の譜面で書けば、たったこれだけである。

篠笛を基本から学べば、半年もすれば吹けるようにも思われる。

ところが、ドッコイ、こんなに難しく奥の深い曲があるだろうか?

数字の下に棒線が沢山あるのがわかる。

好きなだけ、伸ばすという意味、何拍という決まりがない。ここが曲者である。

京の夜、とは何を曲にしたか?

お家の一大事に思い悩む武士。この武士の思いを曲にしたと言われている。

思い悩む百姓ではない。武士である。

たったこれだけの譜面でそれを表現しなければならない。

至難の業である。

少しづつ学んでいきたいと思います。


篠笛恐るべし

今でも忘れられない笛の講習会がある。

それは、平成11年に滋賀県、彦根市で一泊二日で開催された。

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初日は笛作りの講習。夕方から彦根城、能舞台で参加者による笛の演奏。夜はホテルで交流会。

二日目は市内のお寺を借りきって、初級、中級に分かれて、プロによる講習会。
午後から、お寺の本堂でプロのコンサート。

作って、演奏して、交流して、講習を受けて、コンサートを聴いてと、夢のような二日間でした。

今、指導を受けている、福原一笛先生に初めて、お逢いしたのが、この講習会でした。

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この二日間での一番の収穫は、能舞台での一笛先生の演奏を体感したことでした。

僕を含め10人余りが能舞台で独奏したと思います。

一笛先生は最後に演奏されました。曲は忘れましたが、しっとりと聴かす曲でした。

衝撃を受けました。先生が吹き出すと、風が笹を揺する音、小鳥のさえずり、などが篠笛に混じって耳に入ってきました。

僕たちが演奏している時も風は吹いていただろうし、鳥も鳴いていたと思います。

でも耳に入って来なかった。一笛先生の笛は自然と一体になって、自然と合奏しているかのように、耳に飛び込んできた。

これが和楽器の魅力なんだと始めて知らされた、その日の僕でした。

僕の非日常

仕事が休みの日は、午前3時頃に目が覚めてしまいます。

何もする事が無い時は、録画していた、男はつらいよを見ます。

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寅さんは昔から大好きで、リアルタイムで見ていました。

山田洋次監督も大好きな監督です。

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最近、BSで毎週土曜日に放送しています。

今見ると昭和の古きよき時代が本当に良く描かれていると思います。

ワンパターンなんだが、なぜか笑ってしまう、そして気がつけば涙がにじんでる。

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日本人なら誰もがどこかで寅さんのように生きたいとねがってる。

そして、寅さん筆頭に脇を固める俳優人がまたいい。

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48作続いた名作です。

男はつらいよ、を見終わって、風呂に入ったりコーヒーを飲んだりしていると、ゆっくりと夜が明けてくる。

そうすると、外にでて盆栽をみてまわり水をやる。

この一連の時間が僕の至福の非日常です。

プロフィール

とんまろう

Author:とんまろう
好きなもの:盆栽や笛、腹いっぱい食べること、寅さん、都はるみ、中島みゆき。

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