英雄になった夏

テレビで忘れられない夏、と言う事で、出演者達が、若い頃の思い出を語っておられた。

それを見ていて、自分の、忘れられない夏を思い出していた。

やっぱり、子供の頃の思い出になってしまう。

僕の忘れられない夏は、確か小学校六年生だったと思う、夏休みに母親の里に遊びに行った時のことです。

その夏は1ヶ月近く泊まりこんだ。

母親の里は大変、田舎で、虫取りにはまっていた。

カブト虫である。カブト虫の取れる木は決まっていた。

河原の近くにある、蜜の出ている、くぬぎの木である。

毎朝、三時頃に起きて、その場所に行く。

懐中電灯で木を照らすと三匹、五匹と、カブト虫が止まっている。

小学生の頃のカブト虫といえば、今では、金銀財宝に匹敵するぐらい、貴重に思えた。

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この一夏で五十匹ぐらいは取れたと思う。

財閥にでもなった気分である。

実家に帰った僕は、数人の友達にカブト虫を分けてあげた。

その夏の僕は、まさに英雄であった。



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好きなもの:盆栽や笛、腹いっぱい食べること、寅さん、都はるみ、中島みゆき。

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