守るものと目指すもの。

篠笛を吹いていて大切にしたい笛は、地元の獅子舞の笛です。

何百年と受け継がれた伝統を、次の世代に引き継ぎたい。

僕はただ、淡々と吹いていればいい。

必ず、追いつけ、追い越せ、と若者がでてくると信じる。

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大切にしているとは別に、今一番、興味のある笛は、人間国宝、寶山左衛門が目指した笛である。

篠笛入門の本に書いておられる言葉を引用させていただきます。

「柔らかく細く美しい音色のなかにもそこはかとない哀愁を帯びた笛の音。そうした篠笛本来の美しい響きを損わずに大切に生かす吹き方を心がけたいものです。日本画の大家と呼ばれる方々の絵はこのうえもなく精緻に描かれていますが、しかしそのなかには無駄な線がただの一筆もありません。篠笛も同じことです。無駄な装飾音をむやみに使わずに、曲に忠実に素直に吹くと、一幅の墨絵のような上品な味わいが生まれます。」

福原流の笛の極意のように聞こえます。

獅子舞のお囃子の、両極端の笛のように思います。

地元の笛を大切にしながらも、一幅の墨絵のような笛を目指して行きたいものです。

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Author:とんまろう
好きなもの:盆栽や笛、腹いっぱい食べること、寅さん、都はるみ、中島みゆき。

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